(English follows Japanese)
「辛いことをやめよう!」
2年前、ITインフラを支えるMSPであるハートビーツが、業務改善を始めるときに決めたキーワードでした。その頃は、ちょうどAWSの活用をはじめとしたITインフラを取り巻く環境が激変している頃でした。私たちも例に漏れず、今までのやり方の延長ではなく、変化を求められる状況にあったのです。
本セッションでは、私が中心となって2年間取り組んだハートビーツの業務改善、特にMSPならではのInfrastructure as Codeの取り組みについて、主に次の3点についてお話しします。
- 1: 辛いことって結構聞きやすい
- 2: 最も必要としている人から巻き込もう
- 3: 成果の評価と今後へのつなげ方
1は、辛いことを通じて解決したい問題を、「辛さ」と「実現性」の2軸を使ってあぶり出す流れをお話しします。お固い業務分析をしなくても、わかることは多いのです。
2は、パイロットプロジェクトの選定の勘所と、そのチームの人とうまく仲良くなりつつ業務改善活動に巻き込むプロセスをお話しします。ハートビーツは管理部以外は全員エンジニアなのですが、そのメンバー全員を巻き込んで行ったやり方を、失敗談も交えながら紹介します。
3は、やる以上は定量的な評価は欠かせません。がんばった、だけでは組織の利益拡大にはつながらないからです。その評価方法と、更なる改善点の探り方についてお話しします。
対象者
こんな方に聞いて頂けたら嬉しいです。
- 日々の業務を改善したいソフトウェアエンジニア
- プロジェクトの運営を改善したいプロジェクトマネージャ
- 部署横断的に業務を改善したいとお考えの方
やり方は、ITインフラに限らず多くの開発会社にも応用して頂ける内容だと考えています。また、実際に取り組まれている方が「ほかの人はどうやっているのだろう?」と関心を抱いて頂くことも歓迎します。
Abstract in English
"Take away the pain !"
This is the keyword we defined to IT infrastructure operations two years ago.
I work for MSP company HEARTBEATS (MSP: IT Infrastructure Managed Service Provider Company).
At that time, IT infrastructure business was reached a turning point when IaaS(Infrastructure as a Service) was main currents of server system.
Then, we need to change our business strategy from the traditional approach.
This session, I'll talk about three themes as the person in charge of IT infrastructure operations, specially "Infrastructure as Code" that is only possible by MSP.
- 1: People WANT to talk about their problems
- 2: Involve closest person
- 3: Evaluating performance and beyond
First, I did two dimensional analysis: "Pain" and "Feasibility Solution".
There is no need of complex analysis !
Second, At HEARTBEATS, employee are all engineer except for general affairs.
I'll talk about conclusive factor of choice of pilot project, and a way of corporate pilot project member each other, that include some failed.
Third, we need to analyze of improvement operation.
Because, wrong approach doesn't lead profit increase.
Japanese
Infra
Regular