ぱいかじ南海作戦
ぱいかじ南海作戦椎名 誠椎名誠は大好きな作家の1人だけど、著作は主に3種類にわけられる。
- 「岳物語」に代表される私小説- 「われらは怪しい探検隊」に代表されるキャンプ・旅行記- 「新宿赤マントシリーズ」に代表される軽薄エッセイ- 「アド・バード」に代表されるSF1. の私小説は、「岳物語」や「銀座のカラス」あたりはいいとしても、最近のものは作者のまわりにあまりいい話がないのか、ちょっと鬱気味なストーリーが多くて、あんまり楽しめない。個人的には 2, 3, 4 がどれも好きで、SF モノでは「アド・バード」、「地下生活者・遠灘鮫腹海岸」や近作の「砲艦銀鼠号」が大好き。
で、この「ぱいかじ南海作戦」は帯いわく「シイナワールド全開のサバイバル小説」ということなんだけどまさにその通りで、2. のキャンプ記と 4. のSF風味がいい具合にまじっていて、椎名誠でないと書けないような感じ。今週こっちにきてから1週間かけてよんだけど、つい面白くて最後まで読み終わるのが惜しい感じだった。